さまざまなシーンで活躍する先輩たちにも学生時代があり、不安が時々自分をダメにしてしまったり、ブルーにこんがらがった経験や時代があるはず!?
先輩たちの歴史を学んで未来にいかすインタビュー「教えて〇〇さん!!あの時どうでした?」がスタート!!
記念すべき第一回目のゲストとして橋爪悠也さんをお迎えして、学生時代の話を含め現在の活動についてきいてみました!
今回の企画を受けた理由について
-5月27日から開催されるO.C.S.D.チャリティー企画に参加していただきありがとうございます!!まずは、今回のチャリティー企画に賛同してくださった理由を教えてください!
橋爪:最近は皆さんに絵を描いている活動を知ってもらえるようになってきていて、僕自身も災害問題の支援活動として募金などを行ってきたので、すんなりとやりたい!と思いました。
-今回のイラストのデザインポイントについて教えてください。
橋爪:今回はチャリティーということで、やるのであれば最終的にお金を集めないといけないので、 橋爪悠也の作品だとわかりやすいものがいいかなと思いました。僕は、なんでもいいですよ!と言われるとじゃあ!と全然違うものを作ってしまいがちなんですが、今回の作品ではわかりやすく、必要とされている「eyewater」シリーズを主軸にしようと決めました。
-橋爪さんは高校生の時、どんな学生でしたか?また学生時代から絵や作品を制作されていたのでしょうか?
橋爪:高校生の時は正直、絵なんて文系の人がやるものだ!と思っていて(笑)。僕自身は学生時代ファッションに憧れて上京してきているんですよ。今とちょっと事情は違うのですが、漫画やアニメを好きって言うことって、ちょっとオタク気質に見られてしまうので友達同士でもあまり言うことがなかったです。どちらかというとちょっと不良っぽい方がカッコいい時代だったので、心の中ではそういう生き方をしていました。漫画やアニメをちゃんと見るようになったのも上京して大人になってからです。僕も俗に言う普通のタイプの人とだったので、当時からカリスマ性があった!とか、考えていることが変だった!と言うわけではなかったです。それこそ周りに漫画やアニメを見ている人がいて、「それを貫き通せよ!」って言いたかったけど、僕も周りと同じだったので言ってあげることができなかったですね。
-学生時代、将来なりたい職業などはありましたか?
橋爪:「有名になりたい!」「モテたい!」と思っていました(笑)
今はおじさんになっちゃいましたけど、僕の場合身長が高いとか生まれつきのもので、クラスメートの中でも多少目立っていたんだと思います。そこ(他人から注目されること)を極めたらどんなふうになるんだろうと思っていました。何に!と具体的なものはなかったですが、漠然と将来有名になれたらいいなと考えていましたね。
-作品のスタイルが決まったのはいつ頃だったのでしょうか?
橋爪:僕の場合作品のスタイルが決まった明確な時期はないんです。お客さんの欲しいもの、求められているものを作っていった結果、それが僕の作品スタイルとして確立していったという感じですね。今は絵柄がフューチャーされていて絵を描く人みたいになっていますが、もともとテーマがあってそれに対して作品を作っています。自販機から似てない似顔絵が出てくる『ヘンナーベンダー』や、植物を探しに行く『変植物ハンター』という映像作品など、根本にテーマがあってそれに合う表現方法で作品を作ってきました。わかりやすく言うとお笑いをやっている感じです。漫才もやるし、コントもやるけど、モノマネもやりたい!総合的に言うと職業としてお笑いをやっているという風に、僕もアーティストとして色々やりたい・やっていきたいと考えています。
-アーティストとして今後やりたいこと、挑戦などはありますか?
橋爪:「 橋爪悠也」という人間が面白いなと思ってもらえるようになること。「この絵柄で一世を風靡した人」ではなく、「 橋爪悠也」という人間がやることが面白いなと認識してもらえるような動き方を心がけています。そこにファンがついていってくれれば嬉しいなと思います。
-今の若い学生の皆さんにメッセージをお願いします。
橋爪:僕は団体スポーツを若い時にやっておくといいかなって思います。上下の関係がしっかりしていることが多いし、僕自身がアルバイトの子を雇うときにはそこの点を重視しています。
それと、高校までは何も決めずに好きなことやった方がいいなって思います。大事なのはそこからで、学生時代に何をしていても大人になれば帳尻が合ってしまう。自由にやってきたからこそ、今すごく引き出しがあるし、色んな人に対応できる。あとは「ミーハーであれ!」と思います。ここからの時代は情報戦だし、幅広く少しずつでいいから知識を持っている人が戦っていけるんじゃないかと思います。ちょっとでも都会に憧れがあるならば、若いうちから街に出て、いい情報も悪い情報も知っておいた方が、大人になって自分で判断しなければいけない時に選択できると思います!
-ありがとうございました!
橋爪悠也(はしづめ ゆうや)
1983年岡山県生まれ。
10年間アウトドアブランドで販売、プロモーションに携わり、その後イラストレーションの道を歩む。イラスト以外にもハシヅメユウヤ名義の似顔絵販売機「ヘンナーベンダー」や、植物調査の映像作品などがある。個展を精力的に行い、表現方法を探求している。
Solo Exhibition
2017年9月 – eyewater – @Classicbowl / Tokyo ,Japan
2018年1月 - W – @Stall Baggage / Tokyo ,Japan
2018年5月 - mIrror – @thePLACEBOX3129 / Okayama ,Japan
2018年9月 - 4 – @TEMPORARY CONTEMPORARY / Tokyo ,Japan
2019年8月 - THISone – @yeanstore / Okayama ,Japan
2019年 9月 – FRECKLES GIRL – sobakasu-chan @carnival bkk / Bangkok ,Thailand
2019年11-12月 – eyewater BEYOND – @104Galerie-R / TOKYO ,Japan
2020年4月 – eyewater Seoul 01&02 @LKIF gallery, gallery young / Seoul ,Korea
2020年10月 – eyewater MUSIC @ gallery HZ / HongKong
2020年11月 – eyewater LONDON –Monochrome- @ Waluso gallery / LONDON