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教えて〇〇さん!あの頃どうでした?【第2回ゲストhykrx】

神尾なつみ
2021.06.04

さまざまなシーンで活躍する先輩たちにも学生時代があり、不安が時々自分をダメにしてしまったり、ブルーにこんがらがった経験や時代があるはず!?
先輩たちの歴史を学んで未来にいかすインタビュー「教えて〇〇さん!!あの時どうでした?」がスタート!!
第二回目のゲストとしてhykrxさんをお迎えして、学生時代の話を含め現在の活動についてきいてみました!

今回の企画を受けた理由について

-5月27日から開催されるO.C.S.D.チャリティー企画に参加していただきありがとうございます!!まずは、今回のチャリティー企画に賛同してくださった理由を教えてください!


hykrx:以前に別のチャリティーの企画に作品出展で参加していまして、そちらで作品を手にして頂いた方からのご紹介で今回のO C S D チャリティー企画の内容を聞かせて頂きまして、私で良ければと参加させて頂きました。


デザインのポイント説明


-今回のイラストのデザインポイントについて教えてください。


hykrx:イメージとしてはこれから先、未来であり、将来、夢、希望。
今回の制服の会社や学校や事情を知らない方にもこのチャリティーを少しでも見てもらえる形が良いかなと描きました。

中学・高校時代のエピソード


-hykrxさんは高校生の時、どんな学生でしたか?また学生時代から絵や作品を制作されていたのでしょうか?


hykrx:やりたい事に夢中になっていた学生時代でした、音楽を聴く事に始まり、ギターを弾き、レコードを集めたりと、好奇心が溢れている感じでした。
絵というか落書き程度には子供の頃からずっと描いていました。小学生の頃は漫画やアニメを真似て、描いて喜び、高校生くらいから海外の壁画に描いてある文字などをグラフィティとも知らずに真似て描いたりと、とりあえずそこらじゅうに描いていたのを覚えています。


-学生時代、将来なりたい職業などはありましたか?


hykrx:絵描きも考えた事もありますが、学生の頃に聞いていたロックやパンクの音楽の影響から美容師になってこんなロックやパンクな人達の髪を触りたいと思っていました。


-ご自身の学生時代の制服はどんなデザインでしたか?
思い入れなどなどあれば教えてください。


hykrx: シンプルな詰襟のある学生服でした。着た時にしっかり背筋が伸びる感じがあったのを覚えています。やりたい事にしか興味の無い私には、しっかりしろと言われてる様で丁度良かったと思います。


アーティストという職業について


-ステンシルの型をスプレーで着色するhykrxさんの作画スタイルはどのように生まれたのでしょうか?


hykrx:元々は普通にステンシルでは無く、マーカーやスプレーで絵や文字を描いていて、たまたまステンシルのアーティストの作品を見ていて、これってどうなっているんだろうと、モノを分解するような気持ちで技法を知りたいと描き始めたのが最初だった気がします。


-今までで面白かったお仕事、コラボなどあれば教えてください。


hykrx:初めて大きな壁(10メートル)くらいの大きな壁画を描いた時に、ステンシルでどう描くかも分からなくて、とりあえず10メートル全てのコンクリートの壁に型紙を張って、直接カッターで切り抜いて、型紙を作りました。カッターの刃はすぐに潰れるし、型紙は剥がれて来るしと大変でしたが、落とし込む場所や物によってしっかり考えて動かないと、自分の表現が曇ると感じた良い経験でした。


-アーティストとして今後やりたいこと、挑戦などはありますか?


hykrx:現在、色んな場所での展示会、色々な方との作品、と挑戦させて頂ます。やりたい事は今やってる感じはあります。


中高生に向けてのメッセージ


-学生時代の自分に言っておきたいことはありますか?


hykrx: 何も無いですね。良くも悪くも学生時代を思い出して笑えます。


-今の若い学生の皆さんにメッセージをお願いします。


今は色々な事が夢になり、仕事になり、現実になる世界。
私の経験上でしか無いのですが、夢中になれば、必死になれば、大小はあれど、何事も”叶う”というゴール近くまで行くと思います。あとは諦めないだけかと。私は今でも諦めていません。


-ありがとうございました!

hykrxさんのチャリティー作品はこちらからチェックできます!https://ocsd.base.shop


 hykrx(ヒャクラク)

手作業で切り抜いた型にスプレーを吹き付けるステンシル技法で描かれる作品は、ストリートアートの文脈を引き継ぎながら、情報社会の中で埋もれていく感情を表現している。一貫して自身で見て感じたものをテーマとするスタイルはより良い変化と速度を求める現代の流れの中で、しなやかに楽しむ姿勢を私たちに訴えかけている。キャンバスの作品だけでなく、日本古来の文化と共存する都市・奈良の街中で多数のミューラルを手がけるなど、独自にメッセージを発信し続けている。


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