8月22日からスタートする「O.C.S.D.チャリティアート展」
昨年のチャリティアート展に引き続き、参加いただいたIsayamaxさんにインタビュー!
シルクスクリーン作品の見どころなどについて聞いてみました!
Isayamax:昨年参加した繋がりと、実際に学校制服を作っていらっしゃる企業の生地を使うということで、より学生というテーマ性も強まっているという点と、サステナブルということで、自分の作品も時代の「ループ」というのがテーマの一つでもあって、企画のテーマと自分の作風のテーマが合致すると感じたので参加させていただきました。
Isayamax:最近「サステナブル」や「SDGs」というワードを耳にするので、今っぽいなと感じました。SDGsについて、自分の中で意識的に行っているというよりは、地球や環境に良いことは当たり前のようにやろうという気持ちでいます。
Isayamax:タイトルは「マジ神」です。今90年代のギャル文化が再燃していて、若い世代やK-POPアイドルの間でギャルピースなどが流行っているので、時代の循環をギャルモチーフにして表現しました。
そして、キリスト教で神という存在は一度十字架にかけられて復活したものとされています。同様にギャル文化も一度下火になったけれど、ブームが再燃し復活したことによって神になるというイメージで、”復活して神になったギャル”というのがコンセプトです。
Isayamax:僕が好きでよく使っているピンクとブルーの配色にしました。チェック柄の生地のサンプルをいくつか頂いたのですが、パステルトーンのカラーを使用したかったので、決め打ちで明るいチェックの生地を選びました。
シルクスクリーンは若干カラーが透けるんですよね。なので、淡い色の生地を使用しています。
僕自身のモットーとしては明るくポジティブな作品にしたいという思いがあるので、ポップなデザインで描かせていただきました。
Isayamax:決め手だったのは、アートフェアのお誘いがあったということです。昨年の今頃はイラストレーターとして参加させていただいて、イラストレーターとしての誇りもありました。
ですが、今後の方向性について色々と考えていく中でアートフェアのお誘いの他に、若い世代の活躍を見て刺激を受けたことで、自分は新しい分野に挑戦していきたいと思い、そこで覚悟を決めてアーティストとしてデビューしました。
Isayamax:一番分かりやすいところでいうと、フォロワーの層の変動がありました。
年齢層は少し高くなったかなという印象があります。
Isayamax:平面的・漫画的な二次元の表現は今後も変わらないと思っています。
Isayamax:短期的に言えば、立体・NFTとか違う媒体もやってみたいです。長期的には、漫画を描いてみたいなと思っています。自分の活動の中の根本には漫画があるのでいつか挑戦したいです。やりたいことは沢山ありますね(笑)
Isayamax:根本は変わっていないのですが、作風とかも微妙に変わったりしているので、それでも好きでいてくれているファンの方々には感謝の気持ちでいます。引き続き、変化していくIsayamaxというコンテンツをこれからも楽しんでいただけたら嬉しいです。
初めて見て下さった方へ、70年代からの少女漫画・カワイイ文化の流れを汲んだ作品でやっているIsayamaxというアーティストを、可愛いものが好きでしたら今後もチェックしていただけると嬉しいです!
福岡出身拠点のアーティスト。
デザイナー、イラストレーターを10年ほど経験を積み、2015年よりアーティスト活動をスタート。
少年少女漫画やアメコミ、ファッションイラストレーションに影響を受けたスタイルで現代の空気感をポジティブに表現する。
Twitter:https://twitter.com/naoya_man
Instagram:https://www.instagram.com/naoya_isayama/