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  • インタビュー

O.C.S.D.チャリティアート展インタビュー『電Q』

神尾なつみ
2022.08.19

8月22日からスタートする「O.C.S.D.チャリティアート展」
参加アーティスト『電Q』さんにインタビュー!
今回の作品の見どころなどについて聞いてみました!

–今回チャリティアート企画に参加してくださった理由を教えてください。

電Q:プロジェクト内容をお聞きしたときに、チャレンジしがいがあると感じたので参加させていただこうと思いました。

–デザインのコンセプトなどはありますか?

電Q:私は普段”レトロフューチャー”というものを表現していて、80年代,90年代のファッション、DCブランドを自分なりの解釈で表現しているので、今回もそのようなコンセプトで制作いたしました。

『 D/C東京・緑 』
『D/C東京・灰 』
『D/C東京・青』 
–制服の廃材を使用した制作ということで、難しかった点などありましたか?

電Q:普段は白いキャンバスに描くことが多いので、背景の柄のことを考えながら自分の表現したいものを作るというのが少し難しかったですね。
背景生地が暗めで、そこに暗い色を使用するとイラストが目立たなくなってしまうので、カラーリング決めの部分で試行錯誤しました。

–ワッペンを作品にのせるというアイディアはどのように生まれたのでしょうか?

電Q:今回布を使用したアート制作ということで、布の特性を生かした作品作りができればと思い、ご提案させていただきました。生地の色にあわせてワッペンの色味もこだわっています。

–カラーリングはどのように決められたのでしょうか?

電Q:メインカラーをそれぞれの布に合わせて決めて、そのメインカラーに合うような配色にしています。

–最近のクライアントワークで印象に残っている制作はありますでしょうか?

電Q:アーティスト活動をされているAnlyさんの『VOLTAGE』という楽曲のミュージックビデオのイラストを担当させていただきました。
他の方にアニメーションをつけていただいたのですが、自分の絵が動いていることに感動してとても印象に残っています。
現在アニメーションは勉強中ですが、今後オリジナル作品でアニメーションをやってみたいと思っています。

Anly-VOLTAGE(Loop Pedal Ver.)Presented by BOSS
–今後、アーティスト活動を通してやってみたいことはありますか?

電Q:今回の企画で、当初は生地に刺繍するというアイディアもあったので、いつか刺繍とイラストの組み合わせで作品をつくってみたいなと思っています。

–最後に、電Qさんのファンの方・作品を見て下さった方へメッセージをお願いいたします。

電Q:今回の企画をどのようなかたちで表現しようか考える期間も楽しかったので、是非作品を会場で見ていただきたいです。特に、一番こだわったワッペンに注目して見ていただけたら嬉しいです!

O.C.S.D.チャリティアート展販売サイトはこちら
https://ocsd.base.shop/

PROFILE


電Q

80年代90年代を取り入れたポップなイラストレーションが特徴。SNSにて作品を発表する傍ら、広告、ファッション誌、アパレルコラボ、CDジャケット等、多方面でお仕事させていただいています。
Twitter:https://twitter.com/9q9qz
Instagram:https://www.instagram.com/denjinq/

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