さまざまなシーンで活躍する先輩たちにも学生時代があり、不安が時々自分をダメにしてしまったり、ブルーにこんがらがった経験や時代があるはず!?
先輩たちの歴史を学んで未来にいかすインタビュー「教えて〇〇さん!!あの時どうでした?」がスタート!!
今回第6回目のゲストとして古塔つみさんをお迎えして、学生時代の話を含め現在の活動についてきいてみました!
今回の企画を受けた理由について
-今回のO.C.S.D.チャリティー企画を受けた理由について教えてください!
古塔つみ:今回のチャリティアート展の展示会場(Hotel Koeさん)で以前展示をさせていただいたことや、AKB48 15周年記念の『AKB48×overprint』のコラボレーションでオサレさんとの繋がりがあったので、参加させていただこうと思いました!
デザインのポイント説明
-今回のイラストのデザインポイントについて教えてください!
古塔つみ:共感を得やすいようなデザインにしたいと思って、バストアップに近い構図にしました。あと、ブレザーだとリクルートスーツっぽくなると思ったので、分かりやすくセーラー服にしました。
-いつも作品を描かれる際はどこのパーツから描き始めるのでしょうか?
古塔つみ:ひらがなの書き順みたいな感じで、いつも目から描くことが多いですね!
中学・高校時代のエピソード
-古塔さんは高校生の時、どんな学生でしたか?
古塔つみ:高校生のときは斜に構えていましたね。 振り返ると、本当に生意気な学生でした。
-学生時代、将来なりたい職業などはありましたか?
古塔つみ:幼いころから絵は描いていたので、漫画家ってかっこいいなと思っていました。ですが、今のような活動をするとは全く思っていなかったです。
アーティストという職業について
-「女の子しか描けません。すてきな人しか描けません。」というキャッチコピーが印象的ですが、現在のスタイルになったのはいつ頃なのでしょうか?
古塔つみ:2017年頃からSNSに作品をアップし始めた最初の頃からですね。
漫画家やガールズイラストを描く方に憧れがあって、カッコいいなと思っていたのが一番の理由です。
女の子以外の絵も描けるのですが、一つに絞ってそれに特化したほうが、アイキャッチ的にも分かりやすいかなと思っています。
クライアントからのお仕事でも、女の子を描いてほしい!となった時に、頭に思い浮かぶイラストレーターになれたらという想いもあります。
-今までの作品つくりで印象的、衝撃的だった作品や、出来事があれば教えてください。
古塔つみ:最近でいうと、スニーカー屋さんとコラボさせていただいたことです。
私自身、スニーカーが好きで描かせていただいていて…。自分が好きで触れてきた音楽やアパレルといった趣味にお仕事として関わらせていただけるのは本当に嬉しいですね。
-古塔さんの描かれる女の子たちからは様々な感情や情緒が伝わってくる感じがあります。そういったことは絵を描く際に意識なさって描き込んでいかれるのでしょうか?
古塔つみ:何かしら言いたげな感じとかは意識して描いています。
数ミリ目の描き方を変えるだけでニュアンスが変わってきたりするので、何回か修正を重ねたりするくらいこだわって描いています。
-アーティストとして今後やりたいこと、挑戦などはありますか?
古塔つみ:私はなにかのために描くもの(イラスト)、と自身の追求のために描くものを分けています。日本ではイラストレーターとしてのほうが知られていると思いますが、それを海外に持っていった時、後者がどこまで通用するか試してみたいです。
中高生に向けてのメッセージ
– 今の若い学生の皆さんにメッセージをお願いします!
古塔つみ:早めに夢を固め過ぎないで欲しいなって思いますね。
焦る気持ちは分からなくもないのですが、人生80年あるとして、10代のうちに職業を決めるのは酷だと思います。
何か職業を決めて何者かになる。と決めてしまうのはちょっと勿体ないなと思いますし、逆に辿り着く職業までの寄り道が多い方がいいような気がします。
色々な経験を経て段々とその人らしさが生まれてくると思うので、焦らないでほしいですね!
古塔 つみ(ことう つみ)
イラストレーター。2017年ごろよりSNS上で活動を開始。
あっ、女子しか描けません。すてきな人しか描けません。をキャッチコピーとし、音楽やアパレル・ブランドとのコラボレーションを多数手掛ける。