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チャリティーアート展インタビュー 「新埜康平」

2024.11.28

11月27日から東急プラザ表参道 オモカド 5F LOCUL にて開催される「O.C.S.D.チャリティーアート展」
参加される「新埜康平」さんに、作品の見どころや学生時代のお話しなどをお聞きしました。

新埜康平(あらの こうへい)
東京生まれ。東京を拠点に活動し、展覧会などを中心に参加している。
ストリートカルチャーや映画の影響を受け、仮名の人物や情景、日々の生活に根差した等身大のイメージをモチーフに制作。余白やタギング(文字)の画面構成等、様々な絵画的要素を取り入れ日本画×ストリートをテーマに制作。
Independent Tokyo 2023 小山 登美夫 賞。2023年 metasequoia 2023 笹貫 淳子賞。第1回 Idemitsu Art Award(旧シェル美術賞)。入選 第39回 上野の森美術館大賞展 入選。第56回 神奈川県美術展 入選。

Instagram:https://www.instagram.com/kohei_arano/
X:https://x.com/kohei_arano
2024/12/25-2025/1/19まで京都蔦屋 個展開催

Q1.「O.C.S.D.チャリティーアート展」に参加いただいた経緯

―昨年に引き続き学生さんに向けたチャリティーに参加させていただけてとても嬉しく思います。
普段はギャラリーや美術館などでの展示が多いので学生さんとの関わりはあまり持てませんが、作品を通して今回チャリティーという形で学生さんの支援に関われることが嬉しく思い参加させていただきました。

Q2.今回制作・提供いただいた作品の見どころ

―僕の作品は日本画材を用いた手法で制作しています。実際に見ていただくと顔料の凹凸や質感などを感じることができますので、ぜひ近くで見ていただければと思います。また和紙や箔などは経年と共に変化していきます。暮らしの中で共に変化をしていってくれたらと思い制作しています。

Q3.今回のテーマは「photograph―記憶は永遠―」ですが、一瞬を切り取るというイメージから、ご自身が一番幸せを感じる瞬間はどんな時ですか?

―幸せの定義は常に変化していくと思います。日常の中に些細なことでも幸せを見つけることができた時に幸せを感じます。例えばなんでもない朝に庭の花が咲いていることに気がついた時や、いつもの挨拶が返ってくることや、今日もコーヒーが美味しいことなど、訪れる幸せよりも見つける幸せを大切にしていきたいです。

Q4. 一番記憶に残っている学生時代の思い出を教えてください。

― 学生時代は友達と友達になる瞬間っていうのかな?そういう瞬間が一番記憶に残っているかもしれません。

学生時代って何気ないことで友達になれたと思うんです。席が近いとか行事の係が一緒だったり、本当になんでもないところで、何気ない会話で友達になったりしたことが思い出かもしれません。

Q5.ご自身の学生時代を踏まえて、学生にアドバイスやメッセージをお願いいたします。

―僕の学生時代は活動圏内が限られていましたし、交友関係もそんなに広い方ではなかったと思います。でも学生時代が終わると、どんどん色んな人と関わっていくことになりました。それは性別も年代も国籍だって違う人たちも多くいます。
きっといい考えも悪い考えも、どこの立場で考えるかで大きく見えかたが変わってくると思います。
自身の世界が狭いとか広いとかではなく、自分がどう感じるかを大切にしていけたらと思いますし、学生の皆さんにもたくさん考えてたくさん色々なことを感じてもらえたらと思います。

▼新埜康平さんの作品ページはこちら
https://ocsd.base.shop/categories/5594112


■O.C.S.D.チャリティーアート展
日時  :2024年11月27日(水)〜12月4日(水)
営業時間:11:00~20:00 ※施設の営業時間に準ずる
場所  :東急プラザ表参道 オモカド 5F LOCUL
住所  :〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-30-3
入場料 :無料
主催・運営:株式会社オサレカンパニー
協力:ALBA Inc. Taro Takeishi

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